なにが嬉しいって、運営がうまくいったことはもちろんだけど、出店者のみんなが頼みもしないことまで手伝ってくれるんですよ。
こんなことあるんだろうか。この世知辛いご時世の日本で。
販売用のテーブルは撤収を出店者に協力してもらってるんだけど、きょうは朝から出店もしないいつもの出店者(カフェブルーノのカタクワ君きみね)が手伝いに来てくれるし、はるか離れたテーブルまで笑顔炸裂で撤収しにいってくれたカレーのかば君とか、朝早くからから様子を見に来てくれたカワマサさんご夫婦とか。
ほかにも大量の熱意と行動の集積が1900人の来場者をつつんだのを見た。べつにやらなくてもいいことを「やる」と決めた人たちが激増してきた。
これまでも朝市一周年記念にお客さんが花を持ってきてくれたり、感動的なことはあったんだけど。
なんかおれはウルっときたよいろいろ。なんかみんなカッコええな。
あらゆる分野が劣化してる日本で、朝市のまわりだけ「食い止めてる」感がしてきたよ。
「生きててよかった!」という感動を作るためにやってるんだけど、おれ生きててよかったわ。
(岡本 篤)